こんにちは、かずみんです!
基本、私も含め、みなさんいい人でありたいですよね。
でも逆に、その「いい人・いい先生でなければ」という思いが、あなたを苦しめているかもしれません。
今日は、あなたを苦しめている「いい人・いい先生」を手放し、あなたのままで生きていくお話と、ワークをお伝えしますね!
1、いい人ってどんな人??
まずは、「いい人・いい先生・いい上司」について考えてみましょう。
いい人って、どんな人でしょうか?
・仕事ができる人
・気遣いのできる優しい人
・友達がたくさんいる人
・悪口を言わない人
・時間を守れる人
・ノーと言わない人
あなたにとっての「いい人」とは、どんなイメージですか?
「いい人の定義」っていろいろですよね。人によって違うと思います。
ここで、気づいてほしい大事なこと!は、
いい人が良い
いい人が悪い
ということではなく、
いい人のふりをして、自分自身をしばりつけていないか?ということです。
「こうあるべき」
「こうでなければならない」
そうやって自分で自分を追い込むと、だんだん苦しくなってきませんか?
本当は、親切にすることが苦手なのに、必死に親切な人のふりをする。
本当は、やりたくないのに、いい人に見られるために我慢してやる。
苦しくないですか?辛くないですか?いい人を演じることが…。
2、なぜ「いい人」を演じてしまうのか?本当のあなたを見つけるワーク
では、ここで、あなたを苦しめている「いい人」をもっと見てみましょう。
「いい人」を握りしめているその手を開いて、握りしめるのを一旦やめてみましょう。
そして、その手のひらの上にあなたの演じている「いい人」を乗せてみます。
その手のひらの上にある「いい人」は、あなたにとって喜びにあふれていますか?それとも、自分を苦しめていますか?
もし前者なら、いい人を演じているのではなく、あなた自身を生きているということです!
後者なら、さらに4つの質問を自分に聞いてみましょう。
- どうして、いい人を演じているの?
- もし覚えているとしたら、その”いい人”を一番初めに始めたのは、いつ頃?
- その時、そこには誰がいて、何があったの?
- いい人を演じていないと、どうなってしまうと思っているの?
私の場合は、こんな答えが浮かんできました。
3歳のときに弟が産まれ、「弟に両親にとられてしまった」という思いがあった。だから自分は、いい子にしていないと両親から愛されないと思った。
親からの愛は、いい子でなければ受け取れないとずっと思っていたのです。
親の前では「いいお姉さん」ですが、両親の愛を奪った弟のことが、心の中では、憎らしかったのです…。
さて、あなたはどんなストーリーを描き、なぜいい人をしているのでしょうか?
どんなストーリーであれ、それは自分が勝手に描いたストーリーで、実在はしていません。
私がいい人じゃなくても、両親からとても愛されていたと、私はその後気付いたのです。
3、いい人を手放し、あなたのままで生きる
自分が勝手に描いたストーリーに気づき、それは本当じゃない!と気づけ他なら、その後は簡単です。
いい人を手放せばいいのです。無理して、いい人になる必要はないのです。
善い行いや態度は大切ですが、無理して行う必要はないのです。
できないときはできないし、辛いときは辛いと言って、やらなければいいのです。
自分の両親なんかはとくに、正直に話をしてくれたほうが、逆に嬉しかったりするものです。
両親に限らず、周りの人も無理してやっているあなたのことを心配しているかもしれませんね。
「いい先生」とは、どんな人なのでしょう?
自分の思っている「いい先生」と、同僚や子供達、保護者が思っている「いい先生」は違うかもしれません。
「いい先生」を手放していかないと、どんどん苦しくなり、心が病んできます。そんな先生を、私は何人も見てきました。
あなたは、そのままの存在で十分素晴らしいのです!
もしいま、苦しかったり、心が沈んでいるのなら、自分の描いているストーリーを探してみましょう。
いつから、いい先生にならないと決めたのでしょう?
いい先生でなければならないと決めたのは、あなた自身です。誰に頼まれたわけでもありません。
大丈夫。あなたは、あなたのままで、素晴らしい先生です。
素敵な仕事を選んだあなたを、かずみんは全力で応援しています。