こんにちは、かずみんです!
ここから何回かに分けて、大きな悩みの1つ、
『文句・クレーム』について、新しい捉え方・苦しみから抜け出す道をお話していきますね!
文句(クレーム)は、助けて!のサイン
これを聞いて、
「何いってるの?どこが助けての声なの」
「ただの苦情じゃないの」と思う方も多いと思います。
そうなんですが…冷静によく話を聞いていくと、実はその人は”とても困っている”のです。
ここに気づきがないと、お互いに大変になります(_ _).。o○
困っているから先生に相談したいのですが、「こんなこと言ったらクレームになるのではないか…」といろいろ悩んでしまう。
そして、ついに勇気をもって電話したら、教員側のちょっとした声のトーンに”プチっ”と切れてしまう。
そうすると困っていることプラス、関係のない怒りまでセットになって、一気に言葉に出てしまって、私たち教師側も「攻撃された」と感じてしまう…。
声に出してしまった保護者も引くに引けず、攻撃されたと感じている教師側は、これをどう収めるかに翻弄されます…。
先生と名の付く仕事をしていると、こんな経験、1度や2度、いや、片手ではおさまらないくらいありますよね。私も何度も経験してきました。
説明してわかってもらえるケースも多いのですが、まだ教師としての経験が少ないうちは、なかなか納得してもらえず、お互い疲弊してしまうケースもたくさん見てきました。
私たち教師は、常日頃から、安全に気を付け、どうしたら子供たちが楽しく学べるか、友だちと仲良くできるかを考えて指導しています。
決して、困らせようとか、怪我をさせようとかなんて思っていません。
子供たちの健全な成長のサポートをしているだけなのに、なぜ『文句(クレーム)』という形で、私たちに不平不満が伝わってくるのでしょうか。
『助けての声』を聞くには、”自分の感情”がカギ!
私が初めて『文句は助けての声』という考えを知ってから、何度も現場でチャレンジしましたが、なかなか「文句が助けての声」に聞こえるようにはなりませんでした( ;∀;)
もちろん、人間同士の関わりなので、意見の食い違いとか価値観の違いはありますよね。欲しいと思う結果が得られなくてがっかりすること、期待に沿えないこともあります。
そんなとき、もしも相手が文句ではなく、普通に相談や質問をしてくれていたとしたら…あなたもそれに落ち着いて対応できると思いませんか?
「じゃあどうして、質問が文句に聞こえてしまうのだろう?」
私はそんな疑問を持ちました。
そして、ビジョン心理学で学んだ『自分自身の感情』という分野に、興味を持ちはじめました。
自分の感情にやさしくしてみる。
そこから私がやったことで、「文句(クレーム)」への捉え方が自然と変わり、それが「助けて!」という声なんだと本当にわかるようになっていきました。
まずはやったことは、
「出てきた感情は自分のもの」と、自分の感情に責任を持つことでした。
この気持ちは、相手のせいで感じている感情ではなく、もともと私の中にあった感情。それが、この出来事をきっかけに出てきただけなのだと学びました。
そして次に、自分に優しく寄り添うことにしました。
悲しいときには悲しい。
苦しいときには苦しい。
辛いときには辛い。
一つ一つ出てきた感情をしっかりと感じ切り、自分に優しくしてあげました。
すると、少しずつ変化が現れてきたのです!
相手の感情にも繊細に気づけるようになり、目の前の人の言葉を「この言葉は、怒りや悲しみの気持ちからきてるんだな」と感じ取ることができるようになりました。
すると、いつのまにか、保護者からの声が文句ではなく、「ただ知りたいだけ、困っているんだ。助けて欲しいんだ」と感じられるようになってきたのです。
もちろんまだ、会った瞬間に大声で怒鳴られたら驚くかもしれませんが、それだけ助けて欲しいんだ、と思える自信が今ではあります(笑)
「文句は助けての声」と感じられるようになると、不思議と夫との関係も子供との関係も格段よくなりました♡
次のお話では、この『自分自身の感情』について、詳しくお伝えしていきますね!