【第2章】子どもを支えるために!保護者と信頼関係を築く3つのポイント

こんにちは、かずみんです!

子供と関わる仕事には、必ずその後ろにいる保護者との関わりがありますよね。

保護者の方と良い関係を築くことは、子供たちと関わる上でとても大切になってきます。

良い関係とは、具体的にいうと『信頼関係』

保護者との信頼関係が築ければ、子供も安心して学校生活を送れます。

でも、保護者か教員のどちらかが、相手に対して不平不満を持っていたら、信頼関係を築くのは難しくなります。

何か問題が出てきたときも、核心に近づくのが難しくなり、なかなか解決に向かえなくなってしまいます。

1、保護者との信頼関係を築く基本!

では、どうしたらよいのでしょうか?

私が大切にしていることは、『100%相手の話を聴くこと』です。

特に問題行動が起きているときは、すぐに正しさや解決方法を伝えたくなりますが…

まずは、相手の立場に立って最後まで話を聴きましょう。

とはいえ、言葉では簡単に言えても、本当の意味で『100%聴く』のはかなり難しいのです…^^;

でも、100%聴くことができると、解決のキーワードがたくさん見えてきます。

1つ目は、学校に文句を言ってくるということは、「学校に助けてほしい」と思っていること。

2つ目は、保護者自身一生懸命にやっているけれど、「うまく子育てができていない」と自分自身に罪悪感を感じていること。

3つ目は、怒っている人ほど、「自分自身を受け入れてほしい」「この辛さを分かってほしい」と思っていること。

みんな一生懸命に子育てを頑張っているのです。自分の子供を悪い子に育てないなんて思っていないのです。

2、教師と保護者は協力しあう”仲間”です!

教師側も保護者も、目の前にいる子供の健全な成長を願っている、運命共同体だということを忘れてはいけません!

だだ、辛い出来事やいけない出来事が起こると、どちらかを悪者にしてしまって、真実から逃げようとしてしまうのです。

子供(天使)は、私たち大人に”学び”を運んできてくれています。

私たちが成長し、理解し、より幸せになるためのチャンスを与えてくれているのです。

そのことを思い出してください。

そして、目の前の子供が持ってきてくれたレッスンを受け入れ、一緒に学び成長しましょう!

100%話を聴くと、保護者の怒りでいっぱいの心の器に、少しすき間ができます。

その時に、

「大変でしたね」
「学校に話をしに来ていただいてありがとうございます」
「一緒にお子さんのためにできることを考えましょう」

などと声をかけてあげましょう。

保護者によっては、きつい言い方をしてくるかもしれませんが、

いつでも保護者は「助けを求めに来ている」ということを忘れないでくださいね!

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