こんにちは、かずみんです!
赤ちゃんも、生まれて33ヶ月ごろになると、表情が豊かになり、泣き声とはちがう声を出すようになります。
親の声かけにタイミングよく声を出したり♡
あやすとニコニコしたり♡
嫌なあやされ方をすると不快な顔をしたり…♡
などなど、赤ちゃんのパワーは、さらに増してきます。
赤ちゃんって、すごいと思いませんか?
ちゃんとした言葉がなくても、コミュニケーションが取れるのです。
実はそれは、お母さんが「赤ちゃんと親密になりたい!」という思いから、
無意識に赤ちゃんを”理解しよう”とし、無条件に赤ちゃんのことを”100%受け入れている(受容している)”からなんです。
それを繰り返しているうちに、どんどん親のコミュニケーション能力も高まってくるのです!
1、自分のニーズを抱きしめて、愛するレッスン
ところで、この感覚、どこかでも感じたことありませんか?
そう、パートナーです。パートナーとより親密になるために、相手を”理解したり”、”受容したり”していましたね。
それによって、2人は結婚し、赤ちゃんに恵まれたのです。
この「理解」と「受容」を自分にも向けてあげる。
それが今日のレッスンです♡
そのためにまず、『ニーズに気づくこと』。
※ニーズとは「絶対にこうしてほしいの!今すぐ!」という感じの、「緊急性のある欲求」のこと。お腹が空いた赤ちゃんが泣くように、強い感情を伴います。
これは、大人の中にある”ニーズ”を癒していくことにもつながってきます。
赤ちゃんのニーズを満たしていくことで、自分自身の中のニーズにも気づきます。
そして、「あぁ、私もずっとこうしてほしかったんだな」と自分にやさしく、ニーズを癒していくことができるのです。
2、大人にもニーズはある!!赤ちゃんが教えてくれること
多くの大人が「大人にもなってニーズがあるなんて恥ずかしいことだ!」と、ニーズを隠したり、我慢しています。
でも、大人になっても、みんなニーズはあるのです。
しかも、子供の頃に我慢して押し込めたニーズも、いまだに心の奥底にしまわれています。
それが、ある日突然、何かのきっかけで噴き出すと、パニックになったり、夫婦ケンカになったりするのです。
誰にでもニーズはあります。ない人なんていないのです。
ニーズは、満たされたと感じた瞬間に、消えていきます。
赤ちゃんは、さっきまで大泣きしていたのに、ニーズが満たされると、何事もなかったようにけろっと機嫌がよくなりますよね。
赤ちゃんは、あなたの中にも”ニーズ”があるんだ、ということを思い出させてくれているのです。
ただ、自分に”ニーズ”があることに気づきましょう。
そして、そんな自分に優しくしてあげましょう。ただ、それだけいいのです。
重く考える必要はありません!
3、自分のニーズを癒す方法
「私も〇〇して欲しかったんだ」
「〇〇したいな」
「子供のころ、妹が産まれてからは、お姉ちゃんだからってずっと我慢してたけど、本当うはお母さんを独り占めしたかったんだ」
「もっと、甘えたかったんだ」
などなど、気づいた自分のニーズを声に出したり、文字にしたりしてみましょう。
それだけで解消されることもあります。
言ってはいけない!と強く閉じ込めてきた人ほど、言葉にしただけで、涙があふれ出てくるかもしれません。それは「癒しの涙」です。
そして、癒されたエネルギーで、パートナーに自分にこんなニーズがあったんだ、と分かち合ってみましょう。
夫婦の関係において、”ニーズ”を攻撃やケンカのために使うのではなく、”健全に”扱うかどうかで、これからの夫婦関係に大きな影響を与えます。
4、ニーズの扱い方
ニーズがあることは、決して悪いことではありません!ニーズがない人はいません。
ただ、そのニーズ「どう扱うか」によって、人に与える印象が違ってきます。
赤ちゃんや小さな子供が駄々をこねて泣いていたらは、「まぁ仕方ないな」「しょうがないな」と思えますよね。それすら、かわいい♡なんて思えるかもしれません。
でも、これが大人だったらどうでしょうか?
大人は、自分にニーズがあることを認めたくないので、
ニーズが出ててきそうになると、文句をいったり、ひどいときは暴言をはいたりして、あたかも”相手に”ニーズがあるようにします。
まだ、それが自分のニーズだ気づいていればいいのですが、多くの人はそうはいきません。
そして、気づきのない間は、ずーっと相手を責め続けます。
とはいえ、自分の中のニーズを相手に貼り付けているだけなので、いつまでたっても解決することはありません。
お互いに攻撃し合って、どちらかかが降伏するまで終わりません。
その人との関係は終わっても、自分のニーズに気づきがないと、他の人にニーズを貼り付けて、同じようなことで争いになります。
こんな状況、周りでよく見かけませんか?とくに親しい関係の中で…。
❶親子関係
親が子供に、自分のニーズを貼り付けることがあります。
子供がやりたくないこと、できないことを強要するので、険悪な関係になってしまいます。
最初は、親の期待に応えていても、それがどんどんエスカレートして、親子関係に大きな溝をつくってしまうことも。
❷パートナーとの関係
パートナーと言っても、夫婦、ビジネスパートナーなど色々ありますが、とにかく”近しい関係”に起こることが多いです。
自分のニーズに気づくことさえできれば、あとは簡単です。
「自分にはこんなニーズがあったんだな」と受け入れ、ニーズを攻撃に使う代わりに
と言葉で伝えてみましょう。
とくに男性には、具体的にお願いする方がうまくいきますよ!
察してほしいと思っている人は、ちょっと考えを改めてみてはどうでしょう^_^笑
5、赤ちゃんが教えてくれる幸せへのレッスン♡
さて、ニーズに気づくかどうか、またそれをどう扱うかによって、
大人になっても人間関係に大きく影響していることは、お分かりいただけたでしょうか?
子育てをしながら、自分のニーズに気づき、
気づけば気づくほど、周りの人とよい関係を築けるようになるなんて、素敵なことですよね♡
レッスンへの意欲はわいてきましたか?
赤ちゃんは、こうやって、私たちにたくさんのことを気づかせ、学ばせてくれています。
どんどん赤ちゃんからのサポートを受け取りましょう!
自分のニーズに気づいたら優しくしてあげましょう。
赤ちゃんのニーズを満たしながら、自分のニーズも一緒に癒すチャンスと考えたら、泣いている赤ちゃんにハラハラ、イライラすることも減るかもしれませんね。
赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみましょうね♡