
こんにちは、かずみんです!
先生や子供と関わる方へのメッセージ【第1章】は、これで最後になります。
【第1章】は、クレームや難しい子供との関わり方などを中心に、新しいアプローチや自分でできるワークをご紹介してきましたね!
今日は最後に、一番伝えたいメッセージをお伝えしたいと思います^_^
1、自分の心が変わると自然とすべてが変わる!
突然ですが、あなたが子供と関わる仕事を選んだ”理由”は何ですか?
私は、「学校はあんなに楽しい学びの場なのに、どうして不登校になってしまうのだろう?」という関心がきっかけでした。
学校の中で一体何が起きているのか…?それを知りたくて、教師になったのです。
※詳しくはこちらの記事で書いています
→『教職になった理由と続けてこられた訳。苦しい方への簡単なセルフワーク付き』
実際、学校にはいろんな子供たちがいますよね。
・楽しく学校に通えている子
・楽しく通うのが難しい子
・学校に行きたいのにいけない子
・家庭環境に課題を抱えている子
…などなど。
その中でも育っている家庭環境はとても様々で、いろんな親子に出会います。
自分の当たり前が全く違ったり、想像できないような環境で育っている子供たちもいます。
私自身、この仕事を選んだのだから、
「なにか役に立たなければ」
「なにかしなければ」
と一人で責任を背負い、頑張った時期もありましたが、自分が思っているほどうまくいかず、疲弊してしまったこともありました。
なぜ、頑張っていたのにうまくいかなかったのか、今ならわかります。
それは、『相手を変えようとしていたから』。
自分の物差しで相手を判断し、できないことを相手のせいにしていたのです。
だからこそ、ここまで【第1章】で紹介してきたレッスンは、すべて相手を変えず、
・相手をありのままに受け入れること
・自分自身の中に起きている感情に気づくこと
・自分の感情や行動を許し癒していくこと
そうやって「自分」の心が変わることで、目の前にいる相手が、自然と変わって見えてくる。
心が変わることで、声のかけ方、その人との関わり方が自然と変わり、結果、とてもうまくいく。
そんな新しいアプローチをお伝えしてきました。
私自身、この新しいアプローチによって、人間関係が格段によくなり、苦手な人も減っていったのです。
2、実践!リアルな毎日が幸せへのレッスン♡
学校の勉強もそうですが、「勉強しなさい」と言われただけでは、何を勉強すればいいのかわからず、身にもつきません。
いろんな教科があり、「授業」を通して実際に学ぶことをしていくからこそ、いろんなことが身に付いていきます。
それと同じで、「よい人間関係を作ろう」「コミュニケーション力をあげよう」と思っても、本を読んだり、セミナーで学ぶだけでは、身につきません。
ここまで色々なアプローチ方法やワークをお伝えして行きましたが、大切なのは、日々の生活の中で『実践していくこと』です!
リアルな毎日の日常で、子供たちと関わりながら、実践し、失敗し、学び、また実践していく。
そうやって学んでいくのです。
子供たちと関わる時間は、私たちにとって大事なレッスンの時間なのです。
子供たちは、とても素直です。私達大人に、自分を真正面からぶつけてきてくれます。
そういうときこそ、レッスンなのです!
その子を、「問題を起こした面倒な子」ととらえるのか、「学ぶチャンスをくれた子」ととらえるのでは、全く違います。
もし「学ぶチャンスをくれた子」と思うことができたなら、あなたのその前向きに関わる姿勢が、子供たちに勇気を与えるのです。
3、”今を生きる”その姿が子供達に希望を与える
皆さんの中には、過去に失敗や苦しい体験をした方もいるかもしれません。
未来を考えると、不安や心配がある人もいるかもしれません。
でも、『今』には、過去の苦しみも未来の不安も、なんの影響力も持たないのです。
過去や未来のことばかり考えるのではなく、「今」この瞬間を楽しみましょう。
今、目の前にいる子供たちとの時間を味わいましょう。
今を目一杯に生きるあなたと過ごす時間は、子供たちに生きることの楽しさや、勇気を与えます。
あなたが楽しいと思った分だけ、子供たちはちゃんと応えてくれます。
あなたが幸せと思った分だけ、子供たちも幸せなのです。
学校に行くことが人生のすべてではありません。
でも、せっかく人間に生まれたからには、人とコミュニケーションをとったり、学んだりすることが楽しいと思ってほしいと私は願っています。